その後

《その後》

そして１ヶ月・・・私はすっかり旦那のことも忘れていた。

それにその時は、ものすご～く好きな人もいた。この人はもう私のタイプそのもので・・・。

スッキリした顔も、どこか悪そうな感じも、細身で体が弱そうなところも(笑)

でもその半面、クールな外見からは想像もつかないほど、話してみるととっても面白い人だった。

ず～っと憧れていた人。あるバイトをきっかけに知り合いになって、ごはんを食べに行ったり、

遊びに行ったりできるようになった。もう少しで彼女の座GET！と私は意気込んでいた(爆)

大学時代の友人はよ～く知っている。どれだけ私が彼のことでさわいでいたか(笑)　

だから、その憧れの彼と急接近していた私は、正直１ヶ月前の“酔っ払い外人”のことなんてあまり頭になかった。

でもそんな時、旦那から電話があった。最初ハロ～♪と言われ・・・・

誰？みたいな・・。ハハハ。でも、話しているうちに　あ～あの時の外人さんだ！ということがわかり・・・・。

その時、わたしの英会話能力はぜんぜんだったので、旦那の言っていることが半分くらいしか理解出来なかったけど、

なぜか２人で話すことが不思議と嫌なかんじはしなかった。

それよりも、１ヶ月後にちゃんと電話してきた。ということに少し感動した。

それからちょくちょく電話がかかってくるようになり、そして今度は山形(私の通っていた大学は山形にありました)に来る！と言い出した。

でも、私は旦那の事を恋愛対象として見ていたわけではないので、山形にこられても困る・・・・

ここは、ちゃんと好きな人がいることを言っておかなくては！　と、思い切って伝えると・・・・・・

今でも忘れない。突然“YOU　BITCH！”に始まり、その後はカスワードのオンパレード。

かなりの捨て台詞をはかれ、電話を切られた。

旦那曰く、さんざん気を持たせておいて、今更好きな男がいるから～あたなのことは何とも思ってないから～

とはどういうことだ！！！！！ということだったらしい。

怒鳴られた時はなんなの～と逆切れした覚えがあるけど、今考えると納得。

そうだよねぇ。向こうからすれば、気を持たせる前に　はじめから言えよ～ってかんじよね。

それからパタリと電話はこなくなった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

“運命？”へつづく・・・・・運命？

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